2008年09月25日
降ったり、やんだりでした。降らないうちは大きな傘だともてあますような気がしますが、折りたたみ傘だと強く降られるのが心配。でもやっぱり折りたたみにして、全体的にぬれにくい格好で、今日は電気屋さんや銀行へ出かけました。
用事を済ませて歩いていると、リプトンの前を通りかかりました。1階はお菓子屋さん、2階がレストランです。ケーキや焼き菓子が見えています。ちょっと甘いものが食べたいかなあ。。と思いながら通り過ぎたところで突然Uターン(笑)、以前そこに、手提げ型の紙パッケージにはいったマロングラッセ(割れたもの)があったことを思いだしたのです。割れているのでつまむにはいい大きさです。今もあるかなあと思いながら見回すと、どうも見当たりません。まあ前のことだし、、、と特に尋ねることもなくお店を出た私の足は、迷わずデパ地下を目指していました(^^;)。
で、洋菓子屋さんの並んだエリアを探していると、500円台のマロングラッセの文字が。値札の後ろに3〜4個はいった箱が見えていたので寄っていって
「!!!(^^;)」
値札に小さく「1個」と書いてありました。そ、それは。。(笑)
デパートですからそんなこともありますが、こちらも思いつきで寄っただけなので、別にそこまででなくても良かったのです。
他をサッと見た感じでは、メリーチョコレートのお店に何種類かあったので、そこで選ぶことにしました。大粒のものが金色の紙に包まれているもの、これは表面の砂糖の皮膜がすでに固まっているものでしょう。その他に、小粒で少しのパッケージですが、表面が固まらないまま真空パックされた、見るからにツヤツヤで美味しそうなものがありました。ツヤの引力で即決(^^;)、持って帰ってきました。
一粒あけるとやはり、ブランデーの香りがフワ〜ッと漂ってきました。今まで表面が乾き気味のものを買っていたので、香りの立ち方が違いました。いい香りだなァ、と思ってしっとりした粒をつまんでいたら、口の中にもしばらく香りが残り、お酒のせいかちょっと眠くなりましたが、ともかく美味しかったです。
マロングラッセにする栗は、渋皮がむきにくい国内産は向かないので、イタリアやフランス・スペインなど、渋皮をはずしやすいヨーロッパのものが向いています。一度茹でてから、何日もかけてシロップ漬け状態で弱火にかけて作っていきます。レシピのサイトなどで見かけるのは3日間で完成、というものもありますが、洋菓子屋さんのサイトで見てみると、8日〜10日というところもあります。1粒500円台のあのマロングラッセも、そんな風に手間ひまかけたものだったのかもしれませんね。。
煮詰めてるうちに柔らかくなってくるので、割れは出やすいようです。そして表面の砂糖がガラスのような皮膜になるように完成させるのは、中から水分が出てくることもあり、とても難しいのだそうです。
『マロングラッセ』を検索するとフリー百科事典のウィキペディアにヒットしましたが、説明がとっても短いのです(>_<)。作るのに手間ひまかかって、説明のしどころはいっぱいありそうなのですが。。
どなたか続きを書いてください。。(^^)