アンティークアクセサリー・ヴィンテージコスチュームジュエリー BEAU DESERT(ボーデセール)

店長日記

画像: お天気でしたが

お天気でしたが

2008年05月19日

雲も多かったですね。ちょっとモヤッとしていたでしょうか。それを見ながら久々にいれる緑茶、にが〜く(^^;)してしまいました。。

夕方テレビで『世界遺産』を見ていたら、フィレンツェでした。美術館に展示された『ヴィーナスの誕生』が映っていました。数年前に修復をしたはずですが、繊細なニュアンスは修復のあともまったく変わらず、イタリアの職人さんはすごいなあ(^^;)、と見入ってしまいました。

話は全然違いますが、例えば金閣寺の金の塗り直しの時などは、「綺麗になった」とみんなが口を揃えて言い、確かに雪が降ったりすると金に映えて絶景になります。が、綺麗になったと誰もが気づくのは、ニュアンスが変わったということで、前のほうがよかったー、と感じておられる方と、綺麗になったんだからいいじゃないか〜とおっしゃる方と、意見が分かれるところです(^^;)。
そういうことからすると、というのも変ですが(笑)、『ヴィーナスの誕生』の印象はそのままに修復されています。

ヴィーナスは大人の女性が海から誕生して、貝の上に乗り、西風(霊的情熱)に吹かれて岸に送られています。よく見ると体がありえない傾きになっていて、美しさだけを追求した絵なのだとか。
反キリスト的、と処分されたボッティチェルリの他の絵から離れた場所に『ヴィーナスの誕生』と『春』が並んで飾られていたそうで、残ったそうです。そこは確かメディチ家の別荘と言っていたでしょうか。。
CG技術で、それが実在の別荘の壁に並んでかかっているかのように映し出されたのを見た時、私はすごく幸せな気分になりました。あの2枚をひとり(ふたり?3人?、笑)占めしていたなんて、すごい贅沢ですね。。

うらやましいなー、と思いました。。(^^)
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